「平成21年度 安全で安心なまちづくり県民のつどい」<その1>

去る10月15日、「平成21年度 宮崎県安全で安心なまちづくり県民のつどい」が、宮崎市民文化ホールで開催されました。

第一部の式典では、東国原英夫知事の挨拶、中村幸一県議会議長による祝辞のあと、「宮崎県安全で安心なまちづくり活動知事奨励賞」の表彰に続き、防犯功労者・団体・全国地域安全ポスター・標語入選者、暴力追放功労者・団体に対する表彰が行われました。最後に「都城・北諸地域安全パトロール隊」隊長の本薗篤則さんによる大会宣言が行われました。
 また第二部ではセーフコミュニティ認証センター(アジア地区)公認コーディネーターの白石陽子さんよる講演、第三部では宮崎県警察音楽隊による演奏と「宮崎はまゆうコーラス」による合唱が行われました。幕間では振り込め詐欺と盗難自転車などへの啓発として、「花ふぶき一座」による寸劇も披露されました。
ダイヤ主催者挨拶/宮崎県知事 東国原英夫
東国原知事が「県内においては、凶悪事件はさほど多くはないが、振り込め詐欺や声かけ事案、コンビニ強盗事件などが発生しており、体感治安は良くはなく、今後も地域安全活動が重要視されます。」と話されました。そして、「犯罪のないまちづくりは、地道な取組みの延長線上にあり、地域づくりの基本である。こうした取組をされている方々には心からお礼を申し上げたい。」と感謝の言葉を述べました。
ダイヤ来賓祝辞/中村幸一 宮崎県議会議長
中村県議会議長が「県内では凶悪事件こそ発生していないが、都会との経済格差があるのに対し、犯罪格差はあまりないと感じています。」と話し、また「私は、朝7時から地域で子どもたちに交通指導をやりながら、あいさつ運動を7年続けています。子どもたちに挨拶の大切さを教えています。」と自身の活動事例を挙げながら安全で安心なまちづくりの重要性を訴えました。